200mTTとケイリンで優勝された中央大学自転車競技部の市田龍生都選手に質問しました。

・今回使用したギアは?
・レース中はどんな事を考えながら走っていたか?
・バンクの走り方
・高校生にトレーニングやアドバイスをお願いします

市田龍生都選手より
レースギアはハロンとケイリンどちらも53-13です。
自分は、基本やることは決めてからケイリンをします。
先行なら先行、逃げるなら逃げるという感じです。
もちろん最悪の状況を常に想定して、その状況を作らない立ち回りをした後、自分の強みを生かしたことを叩き込むよう考え、自分は走ってます。
トレーニングでよくやっているメニューはケイリンを想定したもの(作戦:逃げ)をしています。助走(中速)からのダッシュをかけて200-400mで抜かれないよう加速するトレーニングです。
高校生に向けてやっておいた方がいいことは、一概には言えませんが、強いて言うなら柔軟体操です。
体が柔らければ、筋肉の可動域や怪我への耐性が後に違ってくると思います。
走り方は最短を全力で!
って感じです。
コーナーの特徴を試走や練習の段階で把握し、それをもとに最短(スプリントレーンの内側の白線)を走ります。

市田龍生都選手のレースの模様をご覧いただけます。
■ 200m TT
■ ケイリン1回戦
■ ケイリン2回戦
■ ケイリン決勝戦
■ ケイリン決勝戦 第二カメラ